代表理事からのご挨拶

  2014年6月岡山大学で開かれた総会で理事の改選が行われ、8月の新理事会において、増山均(早稲田大学)と垣内国光(明星大学)、新妻二男(岩手大学)の3名が代表理事に選出されました。中山芳一(岡山大学)新事務局長をはじめ事務局員の皆さん、新理事の皆さんとともに、今後3年間学会の運営に当たりますのでよろしくお願いいたします。

  2010年6月に発足した日本学童保育学会は、竹内常一・二宮厚美・新妻二男代表理事、石原剛志事務局長の下で、5回の研究大会(静岡大学、大阪教育大学、早稲田大学、岡山大学、佛教大学)の開催、研究紀要『学童保育』(第1号から第4号)の発行、日本学童保育学会編『現代日本の学童保育』(旬報社、2012年10月)の刊行など、5年間にわたり着実に学術研究団体としての基礎を築きあげてきました。その結果、2014年6月27日付で、日本学術会議より研究協力団体としての指定を受けました。まだ歴史の浅い学会ですが、研究者だけではなく学童保育指導員も多数参加するユニークな学会として、ともに研究的なまなざしを磨きながら研究を進めてきました。学童保育に対するニーズと期待が、ますます増大していく中で、子どもと親の願いに根ざした学童保育の実践的研究が求められています。

  学童保育は「放課後児童健全育成事業」として1998年に児童福祉法に位置づけられて以降、飛躍的な発展をとげ、全国2万2000か所93万人を超える規模になっています。さらに学童保育(放課後児童健全育成事業)は、来年4月から本格スタートする「子ども・子育て支援新制度」において、「地域子ども・子育て支援事業」の一つの柱に位置づけられ、新しい段階に入ります。現在、厚生労働省が示した基準にもとづき各自治体での基準づくりが進んでいますが、学童保育の充実と発展のために、じっくり検討されるべき研究課題が山積しています。活動の内容と方法、職員の処遇と養成のあり方、施設条件・環境の検討、施設運営と諸機関の連携、歴史研究と海外動向の研究、実践の分析と理論化など、研究すべきテーマは多様です。さらに、学童保育固有の問題にとどまらず、放課後・地域の子どもの生活と発達、子どもの権利保障に関するトータルな研究が求められています。本学会が研究の交流と推進のメインステージになり、日本の学童保育の豊かな発展に寄与できることを願っています。

  会員の皆さんはもとより、学童保育と子どもの放課後生活に関心を寄せる多くの皆さんの本学会への積極的な参加を呼びかけます。

代表理事 増山 均  (早稲田大学)

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〒710-0292
岡山県倉敷市玉島長尾3515
くらしき作陽大学子ども教育学部 鈴木研究室
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